2012年10月22日月曜日

現実を視よ を読んで


この本を読んで、ユニクロを経営する柳井正会長の今の意見や考えの一部として、
日本への思いと危機意識がひしひしと感じられた。

本文にもあるように、これほど日本への政治的・国家的メッセージを示すことは一経営者として、
批判や反発などが予想されるだけの内容がかいてあるだけに、正しい判断ではないといえる。

しかし反面、それをふまえてでも日本に対して、日本人みんなに危機意識と目標や未来を考えて生きて欲しい
想いを感じることができた。

国の財政状況や、生活保護が権利であると勘違いしている人、そしてバブルが忘れられず現実を視ない
日本人への『働かざるもの 食うべからず』という言葉には
アジアの発展に追い越され、停滞・没落し、貧しくなるであろう日本の未来を、グローバル企業として戦っている
日本人として危機感を持って本書のような話をすることを決めたのだろうと思う。

まさに日本一のグローバル企業の社長だからこそ感じている危機感を読み取れた本だった。
1500円出しても読む価値のあった本であるし、とっておいて数年後に読み返してみたい本である。



2012年10月21日日曜日

久しぶりにマクドナルドへ行ったら


ポテトが150円につられてマクドナルドへ数ヶ月ぶりに行きました。
コーヒー無料なんてことも朝やっているらしいのですが、
僕にはあまり関係ありませんね。
まだ苦いのは好きじゃないので。

さて、題名の通りですが、知っていらっしゃった方もいると思いますが。
まず、メニュー表をレジに置いてません。
そして、メニュー表はちっこくなってレジ横に立てかけて客が注文を終えるとスッと
もどしてました。(笑)
店内に100円マックの表示が見当たらなくなり、レジカウンターの上の大きい目玉商品は全部セットの印象を受けました。

ともかく結構様変わりしたのです。
内装ではなく売り方が。

これに対し、客を無視した悪いことだという話をいくつかネットで見ました。
客単価を上げたいのだろうと僕も思っていまして、企業的にはしょうがないのかなと
思っていましたが、今回でこれは改悪だな と思わざるを得ませんでした。

おそらく、もう限界なのでしょう。
これまでのなんとかバーガーという付加価値商品を売ったところでこれ以上客単価が上がらず、
業績を上げるために改悪したのだと思います。

決算の推移(http://www.nikkei.com/markets/company/kessan/shihyo.aspx?scode=2702&ba=9)
を見ると、伸び悩んでいる印象を受けます。素人目ですが。

カンブリア宮殿に出演していたときの発言で確か 『業績が良くなければ企業はまずダメ』というような発言をしていた。ような気がしたのでそれか?と思いました。

伊那食品工業のような年輪経営が注目されるように、企業の頭打ちというのは大企業の転換の
難しさを表しているのかもしれません。
ソニーやシャープのリストラも悲惨な日本企業の始まりかもしれません。

以上 戯れ言でした。